介護の現状について

介護施設を訪問しました

先日介護施設を訪問しました。
介護施設では高齢者の方の介護業務を介護士の方のサポートを受けながら体験する事ができました。

もちろん本格的な所ではなく、経験のない人でもできるような業務をさせて頂く事ができましたが、その時に感じた事としては、高齢者の方と接するのはとても楽しいし、こちらもやりがいを感じる事が多いという事です。

介護をしていて高齢者の方と接していると、色々な話をしてくれます。

これまでの長い人生の中での教訓や、ちょっと笑いを入れたようなお話をしてくれて、若い僕たちが緊張しないように配慮してくれているようにも思えました。

色々な話の中で刺激になる事も多かったですし、介護はとてもやりがいのある仕事なのだと思いました。

こうしたやりがいのある介護の仕事ですが、最近では介護士が徐々不足している事が問題になっています。
介護士の方は日本全国に多くいますが、最近は段々と高齢者の方が多くなってきています。

高齢化が進んでおり、団塊の世代と呼ばれる人数が多い世代の方もこれからどんどん年齢を重ねていく事になります。
そうすると、介護施設に入居する高齢者の方も多くなり、介護士も今よりもさらに必要になると言われています。

ですが、そうした将来に必要な介護士の方を上手く増やせていないのが現状となっています。

最近は仕事の幅もとても広くなっており、様々な夢を持っている方がいます。
もちろんその中には介護の仕事を目標にしている方もいますが、業界が必要としている人数にはまだまだ足りない状況なのです。

時間はどんどん過ぎていってしまうので、早めの対策が検討されている状況です。

こうした状況の中で介護士を養成する専門学校などもこれからより多く作られる事が検討されています。
そして、介護の仕事により興味を持ってもらえるような取り組みが行なわれる事も検討されています。

こうした事が行なわれる事によって若い方達が介護に興味をもっと持つようになり、高齢者の方の助けになりたいと思うようになれば、介護業界も活性化していくと考えられています。

私も実際その通りだと思いますし、これから対策が行なわれていく事で介護業界も活性化していくと考えています。

介護の仕事をお手伝いさせて頂く事でこうした様々な学びを得る事ができ、貴重な経験だったなと思います。
普段生活していると同じ年代の人同士で集まる事が多く、高齢者の方のような年齢の離れた方と接する機会は少ないです。

これからは介護の業界についてもよりアンテナを張って、色々な情報をチェックしてみようと思っています。
また、こうして勉強した事を自分の将来にも役立てていこうと思っています。